フィギュアスケートのアイスショー「ドリーム・オン・アイス」が26日、横浜市の新横浜スケートセンターで行われた。2月のミラノ・コルティナ五輪女子シングルで銅メダルの中井亜美(TOKIOインカラミ)は新ショートプログラム(SP)「Por Una Cabeza」を披露。

「すごく緊張していたが、ジャンプもまとめることができたのは良かった。新しい自分を少しでも見せられた」と納得の表情を見せた。

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転が抜けるも、その後のルッツ―トウループの連続3回転ジャンプなどは見事着氷させた。「トリプルアクセルは失敗してしまったが、ほかのジャンプをしっかり決め切れて良かった」と笑みを浮かべた。新SPは自身初のタンゴに挑戦。クールな表情で大人な雰囲気を醸し出しながらも、トレードマークのチャーミングな笑顔も見せるなど、中井らしさの詰まったプロフラムに仕上がっている。

 このプログラムは憧れの浅田真央さんが08―09シーズンにエキシビションで使用した曲。「動画を見て、滑りがきれいで、音の取り方もすごい。いいタンゴになるように頑張りたい。アピールする部分がたくさんあるので、自分らしさを見せられたら」とリスペクトを込めて新たな演目に挑戦する。

 五輪メダリストとして迎える新シーズン。シニア1年目の今季は「怖いもの知らず」と振り返り、グランプリシリーズ初出場Vを果たすなど、存在感を示した。

「経験したこともたくさんありますし、学んだこともたくさんある。経験をどう次のシーズンに生かすかが大事になってくる。プレッシャーを乗り越えた先に、自分自身の夢が叶うと思っている」と力強く話した。4年後の五輪は見据えつつも、来季は「世界選手権にもう一度出場して、いい結果で終わりたい」と目標を掲げた。今年3月に初出場した世界選手権は9位にとどまった。雪辱に燃える。

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