◆サッカー北中米W杯▽1次リーグF組第3戦 日本1―1スウェーデン(26日、ダラス競技場)

 日本代表MF中村敬斗の“ソックスの履き方”を巡り、試合中に異例のトラブルが発生した。今大会ここまで1ゴール1アシストと絶好調のアタッカーは、スウェーデン戦でも3試合連続の左ウィングバックとして先発出場。

しかし、ソックスを短く下げた履き方や、ふくらはぎ部分に穴を開けていた点について、バートン主審から規律違反の指摘を受けた。

 後半11分に生まれたMF前田のゴール直後にピッチ外での履き替えを命じられ、新しいソックスを着用して戻るまでの数分間、日本は10人での戦いを強いられ、押し込まれる展開に。同17分の失点時にはすでにピッチに戻っていたが、中村は試合後「確認しなければ。2、3分は抜けていたので、チームに本当に迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちがあります」と神妙な面持ちで語った。

 中村には、ソックスの圧迫によって足がつりやすいという悩みがあった。21~23年にプレーしたオーストリアのLASK時代からソックスに穴を開けるようになり、23年にSランス(フランス)へ移籍した際は、リーグの規定で穴開きが禁止されたため、可能な限りソックスを下げて小さなすね当てを使用するスタイルに行き着き、オランダ、チュニジア戦はそのスタイルでプレーしていたが、主審から指摘を受けることはなかった。

 ソックス交換後、苦手なふくらはぎの圧迫に耐えながら後半30分までプレーを続けたが「3年以上あのスタイルでやっているので、ちょっと戸惑いましたし、困惑しています。今後話し合いたい」と表情を曇らせた。日本サッカー協会宮本恒靖会長(49)は「試合前に指摘されず、試合中にピッチ外へ出るよう指示されるのは、我々にとって非常に不利。どういうアクションを起こせるか再確認したい」と説明。FIFAに対し、ソックスに関する規定の再確認やルールの運用について問い合わせる意向を明かした。

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