サッカー元日本代表MF本田圭佑が名乗りを上げた、代表監督就任のための「資格」が大きな話題になっている。

 W杯北中米大会を32強で終え、開催地から帰国した日本サッカー協会の山本昌邦技術委員長が2日、都内で行った総括会見で、次期代表監督について、本田が監督就任に意欲をみせていることへの受け止めを語った。

 本田は2日に自身のXで「賛否あると思うけど言わせてもらいます」と書き出し「僕を1年試してみてください」と次期監督に名乗り。「もしアジア杯で負けたら問答無用でクビにしてくれていい。その勝負に受けて立ちます」と覚悟をつづった。

 山本氏は「そういう気持ちを持ってもらっていることは、サッカー界にとってはいいこと」と熱意を評価した上で「すぐにとはお返事できないが、将来的に目指していただきたいタレントの1人とは思っています」と話した。代表監督になるには、日本協会が発行する指導者ライセンス資格の最上位「JFA Pro(旧S級)」の保有が条件で、山本委員長も「いろんな角度から検証して、次の監督人事は、ステップを踏んで決まっていくもの」とし、意欲だけでは決められない点にも触れた。

 国際Aマッチで20試合以上の出場歴などがある対象者は、下位資格の取得を免除され、2番目の「Aジェネラル」の取得からスタートできる。その場合、最短3年程度で「Pro」の取得可能となる。

 しかし、以前から、この制度に本田は疑問を呈してきた。2024年に都内イベントで、S級ライセンスについて「取る気は一切ない」と言い放った。「この議論において僕を説得できる人間は日本そして世界にもいないという自負がある。今のやり方だと名選手の方が取りやすい環境になりすぎて、逆に本当にサッカーが好きで取りたい人たちがずっと並んでいて取れない。じゃあ何のためのライセンスなんだってなる。

だとしたら名選手には一瞬であげてしまったりとか、なくても出来るようにした方が色々な人に扉が開く」と自身の考えを述べていた。

編集部おすすめ