J1・FC東京のMF佐藤龍之介が2日、東京・調布市の味の素スタジアムで取材に応じ、日本代表への思いを語った。現在行われているW杯北中米大会では、史上2人目の10代での代表入りが期待されたが叶わず。

この日改めて「今回のW杯は選ばれなかったですし、4年後というよりは、もう次の代表に入る勢いで取り組んでいきたい。(日本に)帰って来る時は日本で試合があると思うので、その中心選手として出られたら」とコメント。佐藤は、スペイン1部バレンシアへの移籍が濃厚とされている。

 昨年6月のインドネシア戦、18歳237日で国際Aマッチデビューを果たした佐藤。日本代表はW杯で、1次リーグを無敗で突破したが決勝トーナメント1回戦でブラジルに1―2の逆転負けを喫した。「自分も悔しい。日本がどんどんレベルアップして、組織としても個人としても、世界で戦えるレベルには間違いないけど、やはりブラジルは強かったと思います」と佐藤。「今の代表は素晴らしい選手がそろっている。下の選手がどんどん割って入っていくような組織が、日本をより強くしていくと思う。自分もその一員にならないといけない」と、言葉に力を込めた。

 ブラジル戦後、日本代表のMF久保建英は次世代について「もちろん伸びてきてほしい」とするとともに「今はすごいレベルが高いし、それに割って入れるほどの選手がいるとは思えない」と、率直な胸中を吐露。若手の突き上げを求めた久保に、佐藤も「今の選手たちはとてもレベルが高いですけど、自分たちも4年後。

4年後(のこと)は誰も分からないですし、1人1人が目標を持ってやっていると思うので。自分は、自分が入れるように頑張りたい」と、スペイン・ポルトガル・モロッコ共催の30年W杯を見据えた。

 この日は、海外挑戦に伴うFC東京のサポーターとのお別れ会に参加。約500人のファンから送り出された。「次、皆さんとお会いする時は、必ず日本代表のエースになって帰ってきたい」と堂々宣言。新天地での古巣サポーターへの吉報の期待を問われると「そうですね。今すぐにでも、届けたいと思います」と頼もしく語った。

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