◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 アルゼンチン―カボベルデ(3日、マイアミ競技場)

 FIFAランク1位のアルゼンチンは同67位のカボベルデと対戦。アルゼンチンのFWメッシが今大会7点目を奪い、再び得点ランク単独トップに浮上。

前回大会から続く連続試合ゴール記録を8に更新し、史上初めて通算20得点に到達した。

 前半29分、味方DFからの浮き球のロングパスを華麗にトラップすると、左足でゴール。カボベルデGKボジニャの壁を破った。2大会で7得点以上は史上初で、決勝トーナメントでの5試合連続得点も歴代最長タイとなった。

 新たな金字塔を打ち立て続けている。今大会は開幕から好調で、1次リーグ初戦のアルジェリア戦でいきなり自身初のハットトリックを記録。元ドイツ代表FWクローゼ氏の持つ当時の通算得点記録(16点)に並ぶと、第2戦のオーストリア戦ですぐに更新した。途中出場した第3戦のヨルダン戦でも芸術的な直接FK弾を決めており、今大会は全試合でゴールを奪っている。魔法の左足は北中米の地でさらなる輝きを放っている。

 前回の22年カタール大会では得点王のFWエムバペに次ぐ7得点を挙げ、5度目のW杯出場で初めての優勝を経験。伝説的なFWマラドーナらがいた1986年メキシコシティー大会以来、36年ぶり3度目の世界一へ導き、2014年のブラジル大会(準優勝)に続く初の2度目の大会MVPを受賞した。

 今大会はポルトガルFWのC・ロナウド、メキシコ代表GKオチョアと並んで、史上最多6度目のW杯。

この試合で通算30試合目の出場となり、初めて30試合に出場した選手となった。世界最優秀選手賞「バロンドール」を史上最多8度受賞した“神の子”が見据える先は1962年大会のブラジル以来の連覇しかない。

 ◆W杯得点ランキング(アルゼンチン―カボベルデ戦途中時点)

〈1〉7 メッシ(アルゼンチン)

〈2〉6 エムバペ(フランス)

〈3〉5 ハーランド(ノルウェー)、ケイン(イングランド)

〈5〉4 デンベレ(フランス)、ビニシウス(ブラジル)、I・サール(セネガル)、オヤルサバル(スペイン)

 ◆W杯歴代通算得点

(1)20=※メッシ(アルゼンチン)

(2)18=※エムバペ(フランス)

(3)16=クローゼ(ドイツ)

(4)15=ロナウド(ブラジル)

(5)14=ミュラー(西ドイツ)

(6)13=フォンテーヌ(フランス)、※ケイン(イングランド)

(7)12=ペレ(ブラジル)

(8)11=クリンスマン(西ドイツ)、コチシュ(ハンガリー)、※C・ロナウド(ポルトガル)

※現役

 ◆リオネル・メッシ 1987年6月24日、アルゼンチン・ロサリオ生まれ。39歳。13歳でスペインに渡りバルセロナと契約。成長ホルモンの分泌異常を治療後、17歳でトップチームデビュー。スペイン1部得点王8度、欧州CL得点王6度、バロンドール(世界最優秀選手賞)受賞8度。21年にパリSG、23年に米国・マイアミ移籍。08年北京五輪金メダル、21年南米選手権優勝、22年カタールW杯優勝。170センチ、72キロ。左利き。

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