◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 アルゼンチン3―2カボベルデ(3日、マイアミ競技場)

 FIFAランク1位のアルゼンチンは延長戦の末、同67位のカボベルデに3ー2で勝利し、大会2連覇へ向けて16強に進出した。

 先に試合を動かしたのは“神の子”だった。

前半29分、アルゼンチンのFWメッシは味方DFからの浮き球のロングパスを華麗にトラップすると、左足でゴール。カボベルデGKボジニャの壁を破った。試合前時点でフランス代表GKエムバペと6得点で並んでいたが、このゴールで再び得点ランク単独トップに浮上。前回大会から続く連続試合ゴール記録を8に更新し、史上初めて通算20得点に到達した。

 前回大会の王者に先制を許したが、カボベルデは揺らがなかった。後半14分、MFのD・ドゥアルテは右サイドからのパスをエリア右で受けると、右足でシュート。相手選手の股の間を抜けて同点弾がネットの中に吸い込まれ、メッシの顔が曇った。ゴール直後にはメッシがチャンスを作ったが、GKボジニャに好セーブで防がれた。

 1-1で延長に入り前半2分、左CKの流れからエリア右のDF、Li・マルティネスのもとに渡ると、左足を振り抜きネットを揺らして勝ち越した。延長前半13分、左サイドからDFロペスカブラルがドリブルで切り込むと、エリア左から右足を一閃(いっせん)。力強いシュートがネットに突き刺さり、再び同点に追いつかれた。2-2で迎えた延長後半6分。

メッシの左CKからDFロメロがヘッドでゴール右のサイドネットを揺らし、再度勝ち越した。スタジアムを覆いつくしたアルゼンチンサポーターには号泣する観客の姿もあった。

 ◆アルゼンチン(14大会連続19度目) FIFAランク1位。1978年、86年、2022年大会で3度優勝。南米選手権は15度優勝。18年からリオネル・スカロニ監督(48)が母国を指揮。主な選手はFWメッシ(インテル・マイアミ)、MFマカリテル(リバプール)ら。南米予選は12勝2分け4敗で1位通過。首都ブエノスアイレス。人口約4500万人。

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