◆JERAセ・リーグ DeNA4―0中日(7日・横浜)

 DeNAは投打がかみ合い4連勝。7月反攻が加速した。

先発した石田裕太郎投手(24)が強竜打線を1安打完封で今季4勝目。8回先頭、ボスラーに中前安打を許し、プロ野球92人目、104度目のノーヒットノーランこそ逃したものの、堂々の投球を披露した。

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 この夜は投打に中大OBの活躍が際立った。石田裕は1安打完封でチームの4連勝に貢献。牧秀悟二塁手(28)は3回1死、左翼ポール直撃の先制10号ソロ。新人から6年連続2ケタ本塁打を記録し、球団では桑田武、村田修一に次いで3人目の快挙となった。「1本ずつ積み重ねていきたい」と気合をにじませた。

 現在のNPBで中大OBは14人の一大勢力。一般入試における難易度の高さもあり、全国の有望高校生にとっても、憧れの進路となっている。この日のハマスタでお立ち台に上がった牧と石田裕にとどまらず、阪神の強打者・森下翔太ら、プロの世界でもしっかりと結果を残す選手を輩出している。

 中大野球部で「人が育つ」理由は何だろうか。

 石田裕に直撃すると、しばしの思案後、こう言った。

 「自主的な時間が多いんで、自分で考えるんです。牧さんもそうですけど、森下さんだったり、それこそ(巨人の)西舘…いっぱい同期も後輩もいますし、プロになる子たちはみんな練習を黙々とやります」

 やらされる練習ではなく、自ら課題を設定して、それを乗り越えてレベルアップを目指すという考え方だ。

 石田裕は続けた。

 「自主性の中で、自分なりに考えてやった結果、みんなプロに行くっていう姿を見ていて、僕もまねしてじゃないんですけど、やっていたらなんかたまたま、プロになれたので。そういう人たちが多いというか。プロになってる人たちはみんなそういう人たちでした」

 憧れの先輩を背中を見て、自ら鍛錬に取り組み、その姿をまた、次の世代が見ている。

 力、力、中央-。

 戦国東都で4年間もまれ、悪戦苦闘の上に手にした「品質保証」は、そう簡単には揺るがない。(編集委員・加藤弘士)

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