◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)王座決定戦12回戦 同級1位・増田陸―同級2位・比嘉大吾 ▽WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座決定戦12回戦 同級3位・寺地拳四朗―同級4位イスラエル・ゴンサレス ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・岩田翔吉―同級1位エリック・バディージョ(7月20日、東京・両国国技館)

 WBC世界ライトフライ級王者の岩田翔吉(30)=帝拳=に挑戦する指名挑戦者の同級1位エリック・バディージョ(30)=メキシコ=が13日、東京・新宿区の帝拳ジムで練習を公開。シャドーボクシング、サンドバッグ打ちを行った後、身長188センチ、体重136キロの巨漢の弟イバン・バディージョ・トレーナーを相手に2ラウンドのミット打ちを披露。

本来はサウスポースタイルだが、練習の大半をオーソドックスでこなすなど、手の内を見せなかった。

 12日に来日したばかりだが、「コンディションはとてもいい。ホテルでもしっかり休んで、時差も調整できた」と好調をアピール。「待ち望んでいた試合。チャンスを無駄にしたくはない。必ずチャンピオンになる」と意気込んだ。岩田については「プレッシャーがあり、力強い」と評価。「判定でもノックアウトでも勝てればいい。イワタは偉大な王者だと思うが、12ラウンド戦う決意もできている」と必勝を誓った。

 岩田戦に向け、母国にある標高3200メートルのヒキピルコで約1か月半、高地トレーニングを敢行。「住んでいるメキシコシティが標高2800メートルなので、いつもそこで練習している。4月に試合がある予定で練習していたが、キャンセルになった。

そのまま練習を継続し、7か月間厳しいトレーニングを積んできた」と万全の対策を積んできた。

 もともとサッカー少年だったが、テレビでプロレスやボクシングを見たことで興味を持ち、16歳の時に近所にできたボクシングジムで競技を始めたという。アマチュアで26勝3敗の戦績を残し、18年10月にプロデビュー。24年4月にWBC同級シルバー王座を獲得した。

 日本のリングは初登場となる。「日本ではボクシングの人気がすごい。ナオヤ・イノウエはメキシコでも知られている。自分のボクシングを多くの人に見てもらいたい。メキシコのボクシングを日本のたくさんの人に知ってもらいたい」。練習後は、WWEで活躍するメキシコ系米国人の人気プロレスラー、レイ・ミステリオのマスクをかぶってポーズをとるなどサービス満点。「みなさんを笑わせたいと思った」と陽気な一面も見せた。

 戦績は岩田が16勝(13KO)2敗、バディージョは19戦全勝(8KO)。

 興行はU―NEXTで独占ライブ配信される。

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