◆プロボクシング▽WBOアジアパシフィック・ライトフライ級(48・9キロ以下)王座決定戦10回戦 同級2位・尾崎優日―同級3位ジェリー・フランシスコ(7月15日、東京・後楽園ホール)

 元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪氏(35)がプロモートする「TREASURE BOXING PROMOTION 13」の前日計量が14日、都内で行われた。メインイベントのWBOアジアパシフィック・ライトフライ級王座決定戦に臨むWBC・IBF同級8位の尾崎優日(23)=ワールドスポーツ=が48・9キロ、対戦相手のジェリー・フランシスコ(29)=フィリピン=が48・3キロでクリアした。

 計量を終えた尾崎は「計量をパスして、ちょっとホッとしている」と安堵(あんど)の表情を見せた。気持ちはすでにリングへ向いている。「明日は勝ち方にもこだわりたい。しっかりイメージもしてきた。自分のシミュレーション通りに動けたら」と静かに闘志を燃やした。

 頭の中で、何度も勝利の映像を再生してきたという。「もちろんKOで勝つパターンや、そこまでの組み立てや倒し方、入場、自分が手を挙げているところまで、何度もイメージしてきた」。寝る前にも勝利のシーンを思い描いた。「今回は悪いイメージが出てこなかった。明日は自分が勝つと思います」と言い切った。

 大阪・興国高時代にアジアジュニア選手権銀メダルを獲得し、法大中退後の2022年9月に大成ジムからプロデビュー。プロ3戦目の23年4月にWBC同級ユース王座を獲得。

9戦目の24年12月にWBOアジアパシフィック同級王座も奪取した。その後は米国挑戦などで試合から遠ざかったが、ワールドスポーツジムに移籍し、再出発。今年5月にフィリピン・マニラで約1年半ぶりの復帰戦に臨み、2回TKO勝利を収めた。今回がプロでは初めての後楽園ホールのリングとなる。

 伊藤氏から、新たに「ザ・フラッシュ(閃光)」の愛称を授かった。尾崎自身も「かっこいいですよね」と笑顔。「昔からノニト・ドネア選手の『フィリピーノ・フラッシュ』というニックネームは知っていた。その名にふさわしいようなスピードと衝撃KOで、明日は後楽園に閃光を」と、初登場の聖地に閃光を放つことを誓った。

 戦績は尾崎が9勝(7KO)1分け、フランシスコが12勝(4KO)3敗。

 興行はU―NEXTで独占ライブ配信される。

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