バレーボール▽男子ネーションズリーグ(NL) 1次リーグ第3週大阪大会 日本3―2カナダ(16日、Asueアリーナ大阪)

 世界ランク4位の日本は同15位のカナダと対戦し、3―2で勝利した。0―2と崖っぷちのところから3セット連取で大逆転勝利。

5試合連続でフルセットの死闘をものにし、23年大会以来の開幕10連勝を飾った。決勝大会進出は15日に決めているものの、主将・石川祐希(ジラート)、高橋藍(ルブリン)、西田有志(大阪B)の三本柱をスタメン起用。第1セット(S)では石川が3得点を挙げ、NL通算1000点をマークした。大塚達宣(ミラノ)は「誰1人諦める事なく戦い続けてきたからこそ。明日もみんなでいいバレーをしていきたい」と胸を張った。

 第1Sは序盤から相手にペースを握られた。そんな中でも石川、西田ら主力が得点を重ねて、7―12と折り返し。だが、後半に入っても思うように流れをつかめず9―16とリードを広げられ、2度目のタイムアウトを要求。リリーフサーバーで甲斐優斗(大阪B)を起用するなど、様々な作戦を試みながら試合を進めた。14―20では藍のサービスエースが決まった。16―22では石川がスパイクを決めNL通算1000得点目をマーク。だが差を詰められず18―25で落とした。

 第2Sは石川がレフトからスパイクを決めて先制。序盤は一進一退の展開だったものの、5―6から3連続失点で差を広げられた。中盤に入っても相手にペースを握られ、9―14でタイムアウト。10―14では右膝を負傷している石川がベンチに。主将がコートから離れたが、エバデダン・ラリー(大阪B)、藍が得点を重ねた。中盤には藍、西田もベンチに下がった。14―18では富田将馬(大阪B)が連続得点でじわじわ差を詰めていった。20―24から4連続得点でジュースに持ち込むも、相手のブロックに阻まれるなど、連続失点で24―26と2セット連続で落とした。

 後がなくなった第3Sは石川、藍、西田をスタートから外して臨んだ。主力が不在の中でも宮浦健人(名古屋)、大塚が点数を重ねて存在感を示した。14―14と同点で後半を迎えると、宮浦が得点。終盤は石川、西田、藍が短時間それぞれコートイン。

23―23からは西田がセットポイントを奪うも、カナダも負けじと1点を取り返す展開に。27―27から富田のスパイクが決まると、続けて小野寺太志(サントリー)がブロックポイントを決めて、29―27と1セットを奪い返した。

 勢いを取り戻した日本は第4Sで富田、大塚が得点を重ねて5―1と序盤から一気にリードを奪った。その後も宮浦、大塚が躍動。14―8ではラリーがサービスエース。その後も危なげないプレーで最後は富田のスパイクが決まり25―19でセットカウント2―2とした。

最終第5Sは相手のサーブミスで先制すると、序盤から宮浦、富田が得点。6―5から大塚がスパイクを決めリードして折り返すと、後半も日本のペースを保ち、3セット連続で奪い、大逆転勝利とした。

 ◆ネーションズリーグ 1993年からのワールドグランプリに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、3組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。日本は中国、フランス、大阪で1次Lを戦い、成績上位7チームと開催国(中国・寧波)の計8チームが決勝大会に進む。

日本は23年大会銅、24年大会銀を獲得している。

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