◆アイリッシュオークス・G1(日本時間7月19日、愛国・カラ競馬場・芝2400メートル、良)

 数々の名牝を送り出した3歳牝馬によるG1が、10頭立てで行われた。ディラン・マクモナグル騎手が騎乗した2番人気のジョハナウォルシュ(牝3歳、愛国・ジョセフ・オブライエン厩舎、父シーザスターズ)が、G1初制覇を決めた。

勝ちタイムは2分28秒49。

 レースでジョハナウォルシュは道中で4、5番手から追走。最後の直線で先頭に立って後続を突き放して4馬身差をつけての圧勝だった。

 英ロイヤルアスコット開催だった前回のG2・リブルスデールSではアースショットに差し切られて2着だった。再度の対戦で1番人気のアースショット(6着)にリベンジを果たし、重賞初勝利をG1の舞台で飾った。

 レース後のインタビューで、マクモナグル騎手は「彼女はギアをたくさん持っている牝馬。私がスイッチを入れた瞬間、数歩で勝負を決めてしまった。まさに完璧なレースでした」と振り返った。

 英オークスのサンダリオングオンに続き、ジョハナウォルシュで愛オークスを制したJオブライエン調教師は「もし両者が競い合わなければならない状況になれば、競い合うしかない。それが競馬というものだ。2頭の優秀な牝馬を擁することは非常に特別なこと。シーズン後半もエキサイティングな展開が期待できるだろう」と今後のローテーションを思い巡らせていた。

 3番人気のイニシュモア(オイシン・マーフィー騎手)が2着。5番人気のスパランヌア(デクラン・マクドノー騎手)が3着に続いた。

 英オークスとのダブル制覇が期待されていたサンダリングオン(牝3歳、愛国・ジョセフ・オブライエン厩舎、父フランケル)は態勢が整わず、当日に出走を取り消した。

 英国の大手ブックメーカーのウィリアムヒルでは今年の凱旋門賞・G1(10月4日、芝2400メートル・パリロンシャン競馬場)で、サンダリングオンは13倍で4番人気。昨年1着のダリズが1番人気(4・5倍)で、2着のミニーホークが2番人気(8倍)。仏ダービー、エクリプスSを制した3歳牡馬のコンスティテューションリバーが3番人気に続く形となっている。

 アイリッシュオークスの総賞金は46万ユーロ(約8471万円=フランスギャロの2026年レートから換算)で、1着賞金は28万5000ユーロ(約5248万円)。2010年にスノーフェアリー、17年にエネイブルなど数々の名牝が勝っている。

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