◆JERAセ・リーグ 阪神1―0巨人(26日・甲子園

 阪神・藤川球児監督が前半戦の総括会見を行った。

 現状を問われると、「3、4月と勝ち越しができていた時期があって、5、6、7月のここまでの3か月は全くの五分で来ています。

いろんなことがある中で選手たちがうまくタッグを組んでくれて、いい時も悪い時も支え合いながら、何とかチーム状況を保ってという状況で来た証しが5割というところで言いますと、チームの輪はきちっと保てているのかなと思いますね」と受け止めた。

 リーグトップの11勝を挙げる高橋や中軸を担う佐藤らをたたえ、トレード加入した伏見ら捕手陣には「伏見が加入したことによって、阪神タイガースが持っている配球面、戦術面に違うエキスが入ることで化学反応があったと思います。(坂本と梅野含めた)3人が元気な状態で残りシーズンを迎えられるという意味では、チーム状態が保てているのも3名いたことによるものなのかなと手応えを感じています」とうなずいた。

 また、会見中には恩師である野村克也氏の名言「無視・称賛・非難」を口にし、台頭してきた若手の高寺の名前を挙げた。「1回は壁に当たる。これを何度も何度も繰り返しながら成長過程を踏んでいく。高寺は矢野監督のときの経験を生かしてくれて、今に返してくれた。ですけど『無視・称賛・非難』ですから。まだまだと思っています、頑張ってもらいたい」と、さらなるレベルアップを求めた。

 セ・リーグ連覇を狙う今季は前半戦を終え、巨人とデッドヒートの様相が色濃くなった。「このユニホームを着ている以上、宿敵ですからね。これは私自身がというよりも阪神巨人、巨人阪神として、それを預かる者としては全力でぶつかるし、その思いというのは何物にも代えがたいと思いますね」と決意をにじませた。

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