第108回全国高校野球選手権大会が5日、開幕を迎える。開会式は暑さ対策、選手の負担軽減のため107回大会に続いて午後4時から行われ、その後、午後5時半から札幌日大(南北海道)と仙台育英(宮城)が開幕戦に臨む。

今大会の注目ポイントや主な変更点は以下の通り。

* * * * *

 【ビデオ検証】 今大会から導入される。対象となる判定は、ホームラン、エンタイトル二塁打の打球、フォースプレー、タッグプレー(タッチプレー)、キャッチまたはノーキャッチ、フェアまたはファウルなど。アマチュア内規の危険防止ルールに関するプレーも対象となっている。委託した中継局の映像を用い、ネット裏にいる検証のための審判が判断。検証開始から2分以内に確証が得られない場合は、判定通りとなる。

 各チームが検証を求めることができるのは9イニングで1回。延長戦に入った場合は、それまでの回数にかかわらずあと1回のビデオ検証を求めることができる。ビデオ検証の結果、判定が変わった場合は1回に数えない。ただし、今大会については判定が変わったとしても、9イニングで最大2回までしか求めることができない。

 検証はベンチからの伝令役の選手を通じ、球審に伝える。

 【指名打者(DH)制】 初めて導入された今春センバツに続く2大会目となる。

センバツでは1試合当たりの平均得点が7・5点。過去5大会と比べて突出した数字ではなかったが、4か月以上がたった今夏、各チームの取り組みで起こる変化にも注目だ。

 【「2部制」拡大】 試合を朝と午後の部に分けて開催する2部制は、昨年の6日間から10日に拡大される。2部制の日の第1試合は原則として午前11時で継続試合とする。最終試合の前の試合が午後7時半を過ぎて終了した場合、次の試合は行わない。試合を開始した場合には原則として試合終了まで行う。ただし、終了が午後10時を過ぎる見込みとなった場合の続行の可否は、主催者と阪神甲子園球場が協議する。

編集部おすすめ