アニメ映画「ちいかわ 人魚の島のひみつ」(及川啓監督)が7月24日の封切り以来、公開3日間で興収22・4億円を突破するなど大ヒットを記録している。さまざまな考察がSNSで話題を呼び、今月8日からは入場者特典第2弾としてボンボンドロップシールを配布して勢いが加速している。

 イラストレーターのナガノ氏が描くX(旧ツイッター)発の漫画作品「ちいかわ」を映画化。連載開始より、ちいかわ、ハチワレ、うさぎなどの個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる楽しくて、切なくて、ちょっとハードな日々の物語が読者を夢中にさせてきた。そして、数々の社会現象を巻き起こしてきた「ちいかわ」。映画で描かれているのはシリーズ中でも異色かつ人気の長編エピソード「セイレーン編」だ。ナガノ氏は今回の映画の脚本も担当している。

 「セイレーン編」はシリーズ屈指の人気エピソード。制作は、劇場版「ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉」での圧倒的なアクションシーンなど、ハイクオリティなアニメーションが評判のサイピクが手掛ける。ナガノ氏の完全監修のもと、ちいかわたちの冒険が壮大な音楽と迫力の映像で描かれている。

 SNSでは「原作の良さが存分にいかされている」「映像がすごい! 海のシーンが特に綺麗だった」「キャラクターたちがいきいきしていた」「島の音楽が耳に残る」「うさぎのラップが最高だった!」「セイレーンの歌声がすごすぎて声が聞こえるたびに怖くなった」と完成度の高さをたたえる声が投稿されている。さらに「かわいいだけの物語じゃなくて、深い話が描かれていた」と大人も楽しめる奥深い内容に触れる声もある。

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