去就が注目されている日本代表GK鈴木彩艶(イタリア1部パルマ)について、英プレミアリーグのアストンビラへの移籍が有力になったと16日、複数の海外メディアが報じた。英国の「ジ・アスレティック」は「クラブ間で合意に達した」と言及した。

 鈴木は欧州王者・フランス1部パリSGへ移籍金3500万ユーロ(約64億円)で完全移籍で加入し、1年目はイタリア1部ユベントスに期限付き移籍することが有力視されていたが、フランスメディアによると合意直前で破綻。同国のレキップは「鈴木の代理人が要求した手数料に、パリSGの幹部が興ざめしたことが理由」と伝え、「RMCスポーツ」も「劇的な展開となった。パリSG側が手数料の要求に不信感を抱いたからだ」と報じた。

 急転直下の破綻となったが、英プレミアリーグのアストンビラが即座に獲得に名乗りを上げ、クラブ間で合意に至ったという。パリSGと同額の3500万ユーロを提示したもようだ。北中米W杯で全4試合に出場した鈴木の去就を巡っては、ビッグクラブによる争奪戦が繰り広げられていた。

 アストンビラは昨季の同リーグで4位となり、欧州リーグを制覇。今季は欧州CLに出場する。22年カタールW杯でアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会の最優秀GK賞も受賞したGKのE・マルティネス(33)が2020~21年シーズンから守護神を務めてきたが、本人が他クラブへの移籍を希望していると伝えられており、クラブは後釜を探していた。英プレミア初挑戦となる23歳の鈴木に白羽の矢を立て、“守護神待遇”でのオファーを提示した形となる。

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