映画「急に具合が悪くなる」(濱口竜介監督)でダブル主演を務め、第79回カンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞したモデルで女優の岡本多緒(41)が16日に自身のインスタグラムを更新し、第1子出産を発表した。

 「先日、無事に出産いたしました」と伝え、赤ちゃんの写真をアップ。

「これから、この子が私たちに見せてくれる新しい世界が、楽しみで仕方ありません」と母になった喜びをつづる。そして「お友達、そしてお仕事でお世話になっている皆さま。これからきっと、たくさんのご協力やお力添えをいただくことになるかと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とメッセージを寄せた。

 岡本は14歳でモデルデビューし、2006年に渡仏してパリコレに参加。「TAO」の名義でミラノ、ロンドン、ニューヨークと数々のトップメゾンのショー、雑誌、ワールドキャンペーン広告に多数出演するなど、トップモデルとして活躍し、13年にはハリウッド大作「ウルヴァリン:SAMURAI」に主要キャストとして出演した。

 映画「急に具合が悪くなる」ではフランス語を流暢(りゅうちょう)に操り、エフィラ演じる介護施設の施設長・マリーと交流する、末期がんの舞台演出家・真理役を好演。病に冒されながらも、前向きに生きる女性を軽やかに演じた。第79回カンヌ国際映画祭で、ベルギー出身の女優ヴィルジニー・エフィラと女優賞を共同受賞し、一躍脚光を浴びた。同映画祭では2004年に柳楽優弥、23年に役所広司が男優賞を獲得しているが、日本人の女優賞は史上初だった。

 プライベートでは15年に雑誌編集長と結婚。今年8月4日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演した際には、長期間の不妊治療を経て授かった子であると明かしていた。

 ◆岡本 多緒(おかもと・たお)1985年5月22日、千葉県出身。

41歳。14歳でモデルデビュー後、2006年に渡仏し、パリコレに参加。以降、「TAO」の名前で世界各地でモデルとして活動する。23年から拠点を日本に移し、現在の名前に。他の出演作に映画「マンハント」(17年)、「沈黙の艦隊」(23年)など。私生活では15年に雑誌編集長と結婚。今年5月に行われたカンヌ国際映画祭の授賞式は当時妊娠7か月で登壇した。

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