第108回全国高校野球選手権は18日、準々決勝4試合が行われる。花巻東(岩手)は17日の休養日に兵庫・西宮市内のグラウンドで約2時間の練習。

横浜(神奈川)との一戦に向け、シート打撃やノックなどのメニューをこなした。

 注目されるのは最速157キロの横浜エース・織田翔希(3年)対策だ。この日の練習では、打撃投手にチーム最速の148キロ右腕・佐々木十央真投手(3年)を抜擢。マウンドから3メートルほど前の位置から投球させ、横浜投手陣の速球対策を行った。佐々木は岩手大会で背番号10を着けたが、甲子園ではメンバー外。それでも「チームが勝つために、外れてしまった以上は使命だと思ってやりたい」と前を向いた。仲間のサポートに主将の古城大翔内野手(3年)は「すごく頑張ってくれているので、準々決勝はメンバーのためにも頑張りたい」と応えた。

 英明(香川)との3回戦は適時打ゼロながら足や犠飛などを絡めて4得点と、試合巧者ぶりを発揮した。佐々木洋監督(51)も「久しぶりにうちらしい野球だったんじゃないかな」と笑顔を見せていた。またチームはここまで3試合で無失策と、堅い守りも光る。

 岩手勢と神奈川勢は夏の甲子園では5度対戦し、岩手県勢が5勝0敗と神奈川県勢に無敗。また、横浜との公式戦は初の対決となる。

指揮官は「目標にしてきたチームと戦えるのはものすごく貴重。目標にしているだけでは無く、そういうチームを越えて勝てるように頑張りたい」。岩手の夢、甲子園初優勝へ。大きな試練となる一戦に挑む。

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