左太もも裏の肉離れで故障班で調整中の巨人・戸郷翔征投手(26)が15日、初の実戦形式となるライブBPに登板し、9月中の1軍復帰を見据えた。G球場で3軍の打者13人と対戦し安打性の当たりは2本で7奪三振、最速150キロをマークするなど順調な回復ぶりを披露。

「僕の中ではいい段階に入ってきている。最終的な仕上げをここからやって、試合を見据えて投げられるぐらいの調整ができています」と、1軍復帰への青写真を描いた。

 直球は力強く、武器であるフォークも鋭く落ちた。藤井、宇都宮、フェリス、李健熙からの4者連続を含む7奪三振と圧巻の投球でG球場に集まったファンからは拍手が送られた。「足も肩肘も、順調に何もなく終われるというのが一つの目標だった。それができて抑えることも意識してできた。実戦に近い形で入れたのはすごいよかった」とさわやかな笑顔を浮かべた。

 今後は投球の精度はもちろんだが、走る面で不安がなくなるまで状態を上げていくつもりだ。「120%に近いぐらいに上げて戻りたいと思いますし、ランニングもすごい重要。ダッシュ系がしっかりできて出力がもっと上がってくるはずなので、もうちょっと期待できると思います」。万全の状態で優勝争いをする1軍の舞台に戻る。(水上 智恵)

 ◆戸郷の経過

 ▽7月7日 阪神戦の5回の打席で、一塁を駆け抜けた際に左太もも裏を負傷

 ▽同8日 都内の病院を受診し「左太もも裏の肉離れ」の診断を受け、出場選手登録を抹消

 ▽同9日 G球場で治療を開始

 ▽同11日 椅子に座った状態でネットスロー開始

 ▽同12日 トレーナーと足に負担がかからない程度でキャッチボール

 ▽同14日 遠投を開始

 ▽同29日 ジョギングと傾斜でのキャッチボールを再開

 ▽8月8日 故障後初めてユニホームでブルペン入り

 ▽同13日 2度目ブルペン入り

 ▽同15日 ライブBPに登板

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