◆JERAセ・リーグ 広島6ー1阪神(14日・マツダスタジアム)

 広島の辰見鴻之介内野手が20盗塁をクリアした。4点リードの8回に代走で出場。

二盗を決め、球団では19年・鈴木誠也(現カブス)以来の節目に到達した。途中加入の阪神・セベリーノから成功させ「ちょっと難しかったですけど、赤松コーチといろいろ話をしながら、頑張っていきました」と胸を張った。

 すべて途中出場の20盗塁は、NPBでは21年のロッテ・和田以来。セ・リーグでは初だ。昨年オフの現役ドラフトで楽天から加入したスピードスター。「もうちょっと(数字を伸ばせるように)頑張りたい」と常に高みを目指す男だからこそ、たどりついた領域だ。

 走力や技術に加え勇気も必要なスペシャリストの仕事。三盗を失敗した9日のDeNA戦(横浜)以来の出場だったが「スタートを切らないと失敗か成功か結果は出ない。切らない勇気が必要な時もあるが、失敗した時の方が学びも多くある。結果は別としていい勉強ができている」と頼もしい。昨季まで0盗塁。新天地で強烈な輝きを放っている。

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