◆米大リーグ ドジャース―ブルワーズ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・山本由伸投手(27)が14日(日本時間15日)、本拠地・ブルワーズ戦に先発。自身3試合ぶり、菅野(ロッキーズ)に並ぶ日本人トップの12勝目をかけて初回のマウンドに上がった。

 1番ミッチェルには粘られるも8球目の97・4マイル(約156・8キロ)直球で見逃し三振。2番チョウリオは7球目の外角カットボールで見逃し三振に仕留めた。3球目が一度ボールと判定されるも自動ボール・ストライク判定システム(ABS)によるチャレンジでストライクに覆る場面もあった。3番バウアーズは四球で歩かせたが、4番ボーンはこの回最速の97・7マイル(約157・2キロ)直球で二ゴロに仕留めた。ただ、初回だけで26球と球数を投げさせられた。この日、三塁寄りのネット裏では長らくドジャースのエースを務め、昨季限りで現役を引退したカーショーが家族と見守っている。

 前回8日(同9日)の敵地・Dバックス戦では、6回途中3安打無失点。援護なく白星はならなかったが、チームの7連敗を止めることに大きく貢献した。試合後には7月末に体調を崩していたことを明かした上で「前の登板(8月1日の本拠地・Rソックス戦)の前だったんで、無事問題なく戻りましたし、練習は続けられていたので、そんなに変化を感じることなくできました」と話していた。

 ブルワーズ相手には昨年のリーグ優勝決定シリーズ第2戦で3安打1失点完投勝利。ポストシーズンでは日本人選手初の偉業を成し遂げた。レギュラーシーズンでも今年5月24日(同25日)の7回7安打1失点で勝利した。

ただ、昨年7月7日(同8日)には1回持たず、2/3回を4安打5失点(自責3)でKOされており、ナ・リーグ中地区で首位を走る強豪に油断できないことは間違いない。

 今月17日に28歳の誕生日を迎える右腕は、この日が27歳の最終登板になる見込み。昨年のワールドシリーズMVPなど伝説を残した27歳の一年を有終の美で飾りたいところだ。今季は試合前の時点で21試合で11勝7敗、リーグ5位の防御率2・65となっている。

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