パ・リーグ オリックス4-12日本ハム(15日・京セラドーム大阪)

  日本ハムは15日、15安打12得点と打線が爆発しオリックス戦(京セラD)に快勝。カード1勝1敗とし、貯金も12に戻した。

「8番・三塁」でスタメン出場した有薗直輝内野手(23)は、2本の長打を放ち3打数2安打4打点の活躍。結果が出ない試合も続いたが、今カードは6打数4安打5打点と存在感を示し、定位置確保へアピールを続けていく。

 インコースのボールを、有薗は思い切り引っ張った。鋭い打球が、あっという間にフェンス最下部に直撃する。3点リードの6回、1死一、二塁。オリックスの2番手・川瀬の真っすぐを捉えた。左越え適時二塁打。「(2回1死一、二塁の)最初の打席でゲッツー打っちゃったんで、そこをすぐ切り替えて、次は絶対打つって気持ちでいきました」と笑顔で振り返った。

 これだけでは終わらない。8回、無死満塁で迎えた第4打席では、左中間を破る走者一掃の適時二塁打。「チャンスだったんで、ボール球で空振り取りたいと、それを読んでスライダーを狙っていきました」と狙い通りの一打だった。5回には先取点につながる四球も選び、3打数2安打1四球で自己最多の1試合4打点をマークした。

 今カードに入る前、スタメン4試合で13打数1安打。難しい時間だったが、「修正というか、切り替えもできた。京セラに来て結果が出て良かった」と今カードは6打数4安打5打点と数字を残している。昨年から始めた趣味は釣り。オールスター期間には、地元・千葉でバス釣りを楽しみ、リフレッシュしてきた。「野球を忘れられる」と気持ちの抜き方も覚え、好結果につながっている。

 チームは15安打12得点で快勝。4位のオリックスを6ゲーム差と再び突き放した。打席で意識することを聞かれ「リラックスすることと、タイミングだけを差されないように」と語った有薗。一過性ではないアピールを続け、定位置奪取へ突き進んでいく。

(山口 泰史)

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