平均年齢13・8歳の14人組小中高生ダンス&ボーカルグループ「PG」が22日、東京・EX THEATER ROPPONGIで初のファンイベントを開催した。今年7月に発足したファンクラブの会員が2部合わせて1800人集結。

7月に配信リリースされた「SUPERSTAR」など全8曲で若さ全開のフレッシュな歌とダンスを披露。また、ファンクラブイベントらしく特別企画や14人そろったトークも展開した。

 最近はPG以外にも、6人組小学生プリンセスアイドルグループの「ひめらぶ」など、若い世代のグループの人気が上昇中。各事務所やレコード会社が若い世代の育成に注目しているとも言えるだろう。その背景として、2つの大きな理由が考えられる。

 1つは、小中学生という同世代のファン獲得を目指すため。スマートフォンやタブレットのなどの電子機器を若い世代も手にするようになり、TikTokを中心としたSNSで、情報を得ることができるようになった。動画などで見つけ、歌い踊る姿に憧れを持ち、同世代の目標として注目していくパターンが多いという。ある音楽関係者は「小中学生のファン獲得はブルーオーシャン。その世代の子が好きになると自然と親御さんも応援するケースも多く、そこに勝機があると考えているのではないか」と分析。また、小中学生は1度好きになると、固定のファンとして応援し続けてもらえるケースが多いという。この日も客席には多くの家族連れの姿も見られた。

 2つ目は、アーティスト自身のキャリア育成のため。早期デビューし、舞台に立つことは未完成な部分が見える可能性もあるが、それ以上に責任感や才能を育てることを重要視していると考える。同関係者は「ずっと育成を続けるよりも舞台に出して経験をさせる傾向ができつつある。なるだけ若い時に才能を開花させて上げたいという思いもあると思う」と狙いを語る。

 続々とアーティスト、グループが生まれる現在の音楽界。今後も若い世代の原石発掘には各事務所、レコード会社は力を入れそうだ。

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