◆第2回中京2歳S・G3(8月30日、中京競馬場・芝1400メートル、良)

 秋の飛躍を目指す2歳馬9頭が覇を競い、松山弘平騎手騎乗で単勝1・7倍の圧倒的1番人気のジーティーマイカ(牝2歳、栗東・前川恭子厩舎、父シスキン)が1馬身3/4差の完勝で重賞初制覇を飾った。JRA史上初の女性トレーナーで、開業2年目の前川調教師は、JRA重賞12度目の挑戦で重賞初勝利となった。

勝ち時計は1分19秒7。

 福島・芝1200メートルのデビュー戦を、2歳のコースレコードタイとなる1分8秒4で7馬身差快勝した快速娘。1ハロンの距離延長も難なく乗り越えた。父シスキンにJRA重賞&芝重賞の初勝利をプレゼントした。

 2着には4番人気のシスキンブルーム(団野大成騎手)、3着には2番人気のビスケットサンド(北村友一騎手)が入った。

 前川調教師(ジーティーマイカ=1着)「ホッとしたという気持ちですね。調教もよくて、文句のつけることがないぐらい順調にこられたので、勝てるだろうと思っていましたけど、本当に勝てて、ホッとしたとしか言いようがないですね。本当に能力のある馬だと思っていましたから。

 (後方からの競馬)1200メートルから使いましたけど、(適距離は)マイルぐらいなのかなと思っていたので、1400メートルならそうなるんじゃないかと思っていました。

 (初重賞制覇)もちろんうれしいですし、スタッフも頑張っていましたし、この子は(2024年のノーザンファーム)ミックスセールの馬なんですけど、開業前の時点から預けていただいてますから、オーナーの気持ちにも応えないといけないのでよかったです。

 (開業約1年半での勝利)去年は正直、あんまり結果が出なくて、ちょっと思った通りという感じにはいかなかったですけど、すごく厩舎もまとまってきて、スタッフの元気もいいですし、それが今年の結果につながっている部分もあるのかなと思います。でも、もっと頑張らないといけないですけどね。

 (今後は)年末の阪神JFが目標になると思うんですけど、そこまでに1回使うかは、これからの相談になります。

 (改めて女性調教師初勝利について)走るのは私じゃないので関係ないんですけど、そういったことで注目していただけて、しかもすごく応援していただけているので、本当にうれしい限りです」

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