横綱審議委員会による稽古総見が4日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた。横綱・大の里(二所ノ関)は大関・霧島(音羽山)、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)、関脇・熱海富士(伊勢ケ浜)と計15番取った。

霧島とは11番取り、稽古は熱を帯びた。最初の一番で得意の右で攻めようとするも霧島に封じられ、逆に左上手を許して寄り切られるなど2連敗を喫した。

 だが、その後は相手に土俵際まで攻められるも左上手をがっちり握って体を入れ替えて押し出すと勢いに乗った。相手優位の形にさせても、土俵際でかわし逆転した。その後も差し手争いを制して右四つで寄り切るなど次第に大の里ペースとなり霧島には6勝5敗だった。「状態は悪くないし、やることをやっていきたい」と引き締めた。

 先場所過去10戦負けなしの霧島に初黒星を喫した。お得意様だが「相手も考えてきてますね」と警戒した。八角理事長(元横綱・北勝海)は「まだまだ腰が高いような気がする。一発ではじき飛ばすことがなかった。馬力不足かな」と指摘し、奮起を促した。

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