東京六大学野球リーグ・東大のスタンリー翔唯(かい)内野手(3年=早実)が4日、自身のXアカウントで東大野球部退部を報告した。

 投稿では「これからの野球選手としての実力の向上が見込めないと感じたからです。

これ以上の上達が見込めないと感じた時点でスパッと野球をやめるというのは決めていました」と退部に至った理由を説明。「応援してくださった方々には、感謝の気持ちと同時に、期待に応えることができなかったという申し訳なさでいっぱいです」と心境をつづった。また来年の3月からは、裁判官、検察官、弁護士を目指す上で必要となる司法修習に臨む予定であることも明かした。

 米国人の父を持つスタンリーは早実で甲子園に出ることを夢見て、早実中等部を受験し合格。英検1級も取得した。早実ではベンチ入りならず、2年からは学生コーチに転じた。学年1位の頭脳で早大政経学部に進学。司法試験の勉強に取り組み、予備試験に合格したが、「野球をやり切りたい。東大野球部が一番活躍できる」と東大受験へシフトした。

 東大では打撃面で成長。昨春と昨秋のフレッシュトーナメントでヒットを放ち、昨秋の東大4位躍進に貢献した。学業面では昨年11月に、現役の選手ながら司法試験に合格するという異例の実績を残していた。

 ◆スタンリー 翔唯(かい)2003年1月20日、東京・練馬区生まれ。23歳。小1から光が丘コメッツで野球を始め、早実中等部では軟式野球部で遊撃手。早実では投手もベンチ入りなしで学生コーチ。早大政経学部に入学後はスポーツ新聞サークル「早稲田スポーツ新聞会」に属しながら、司法試験の勉強に取り組む。24年春に東大文3合格。野球部に入部。25年11月に司法試験合格。178センチ、85キロ。右投右打

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