◆プロボクシング ▽東洋太平洋ライト級(61・2キロ以下)タイトルマッチ10回戦 〇王者・今永虎雅(判定)同級6位ジュン・ミンホ●(9月8日、東京・後楽園ホール)

 東洋太平洋ライト級王者・今永虎雅(たいが、27)=大橋=が、挑戦者の同級6位ジュン・ミンホ(33)=韓国=を3―0判定(97―93、98―92、99―91)で下し、初防衛に成功した。

 「ジャブと下を当てて」と描いていたプラン通りにジャブと左ボディーストレートで主導権を握ったが、5回終了時の公開採点は1者が47―48でジュンを支持して2―1。

中盤以降はさらにギアを上げ、最大8ポイント差をつける完勝だったが、「まだまだ。もちろん倒したかった。もっと冷静に、自分のペースで淡々と試合を運べれば。完成度が高まれば倒せるようになる」と冷静に振り返った。相手に距離をつぶされ、思うように踏み込めない場面もあったが「相手との距離感を、自分の距離として感じられるように」と練習で積み重ねてきた「身体感覚」について、「前の試合よりもつかんだところはある」と手応えを口にした。

 アマチュアで高校8冠を含む計10冠の実績を引っさげ、22年6月にプロデビュー。昨年12月に井上尚弥(大橋)とともにサウジアラビアの興行に参戦し、世界ランカーのエリドソン・ガルシア(ドミニカ共和国)に判定負けし、プロ初黒星を喫した。今年6月の再起戦で仲里周磨(オキナワ)に判定勝ちし、東洋太平洋同級王座を獲得。わずか3か月で、初防衛を果たした。「自分が目指しているのは世界。そこに行くために、日々成長することを意識している」。層の厚いライト級で世界を見据え、今後も進化を追求していく。

 戦績は今永が11勝(5KO)1敗、ジュンが19勝(5KO)7敗2分け。

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