◆第44回ローズS・G2(9月13日、阪神競馬場・芝1800メートル)=3着馬までに秋華賞の優先出走権

 23年ジャパンCなどG1・6勝の名馬イクイノックスの全妹イクシード(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)が秋華賞トライアルに挑む。重賞参戦は3月のフラワーC以来。

その時は上がり最速の33秒6の末脚を披露したが、2着に鼻差及ばずの3着に敗れて賞金加算を逃した。今回は優先出走権獲得はもちろん、今後のローテーションの選択肢を増やすためにも勝利が欲しいところだ。

 前走のカーネーションC(5月、東京)も強い競馬だった。先行馬が粘るなか、馬場の真ん中を力強く伸び、後続の猛追も振り切って勝利。非凡な能力を見せつけた。

 美浦トレセンには8月8日に帰厩。ウッドと坂路を中心に入念に乗り込まれている。1週前追い切りはアルセナール(5歳オープン)と併せ馬を行い、馬なりで53秒8―12秒3を計時して併入。約4か月ぶりの実戦となるが、いきなりからやれる態勢だ。

 これまでのレースを見る限り1800メートルはやや短く映るが、阪神外回りのワンターンのコース形態なら存分に力を発揮できるだろう。3戦無敗のモンローウォークやチューリップ賞を制したタイセイボーグなどメンバーは強力だが、ここで結果を残して3歳牝馬の勢力図を一気に塗り替える。(三戸 達也)

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