◆第80回セントライト記念・G2(9月13日、中山競馬場・芝2200メートル)

 重賞初制覇を飾った前走のラジオNIKKEI賞の当欄で取り上げ、紙面でも本命に推したサノノグレーター(牡3歳、美浦・尾形和幸厩舎、父グレーターロンドン)に再度、注目している。

 その前走は福島の開幕週。

当日はセオリー通りに前有利な馬場で芝は逃げ・先行馬の活躍が大半だった。レースは序盤が後方の位置取りで向こう正面では馬群の真ん中あたりを追走。3~4コーナーの勝負どころでは前の馬が下がってくる場面があって、ワンテンポ仕掛けが遅れたうえに外に切り返したが、直線は鋭い末脚で差し切ってみせた。2着のディールメーカーが逃げ、3着リッツパーティーが2番手からの競馬だったことを考えると着差以上のパフォーマンスを示したと言える。

 春のスプリングSと皐月賞は進路が塞がったり、展開が向かずに力を発揮することができなかった。大きなフットワークに、ゲートはゆっくりという特徴から外回りのこの舞台も合いそうなイメージがある。先着を許した馬が多く参戦するメンバーになるが、力をつけた今ならこれまでと違った結果になってもいい。(浅子 祐貴)

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