大相撲秋場所(13日初日、東京・両国国技館)へ向け二所ノ関一門連合稽古が千葉・松戸市にある佐渡ケ嶽部屋で行われた。横綱・大の里(二所ノ関)は、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)と20番連続で相撲を取った。

最初の一番で寄り切られるとスイッチが入った。得意の右で攻めるだけでなく、左を巻き替えての下手出し投げやもろ差しになってからの寄りなど今まで本場所ではあまり見せてこなかった技術も試した。16勝4敗で「最初はあまりよくなかったけれどどんどん修正してところどころ良かったと思う」と汗をぬぐった。

 横綱審議委員会による稽古総見(4日)は15番取って10勝。大関・霧島(音羽山)とほぼ互角の熱戦を演じたがこの日は「下半身がしっかりしていて、立ち合いからどっしり構えられた。総見ではブレブレだったが、下半身意識した」と改善し、納得の表情だ。

 左肩痛から復帰した名古屋場所前も同連合稽古で琴桜に11番連続で取って全勝した。「先場所経験して15日間戦う感覚が分かった。15日戦える体は出来てきているのであと1週間でさらに作っていきたい」。過去5回の優勝のうち4回は東京開催の場所。「5月の東京場所(夏場所)は出ていないので久々に優勝したい気持ちがある。まずは一日一日大切にしてやりたい」と力を込めた。

(山田 豊)

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