宝塚月組公演ミュージカル「NINE」が10日、東京の東急シアターオーブで開幕した。

 フェデリコ・フェリーニ監督の自伝的作品「8 1/2(はっかにぶんのいち)」をもとに、アーサー・コピット脚本、モーリー・イェストン作詞・作曲により1982年に初演され、トニー賞10部門でノミネートされ5部門で最優秀賞を受賞した極上のミュージカル作品。

09年には映画化、日本でも度々上演されてきた人気作が宝塚歌劇団によって上演される。

 スランプに陥った有名映画監督のグイード・コンティーニを演じたトップスターの鳳月杏(ほうづき・あん)は「芝居のテイストが、今までやったことのない芝居の仕方だったり、構成だったりしたので、違うことをするのにすごく時間がかかったんですけれども、その魅力を分かって稽古できているつもりなので、宝塚版の宝塚らしくない『NINE』というところが魅力なのかなと思っています」と力強く語った。

 また、結婚生活への不満を爆発させる妻・ルイーザを、強さとチャーミングさを交えて演じた天紫珠李(あまし・じゅり)は「いつも宝塚でやっている娘役とはまた違ったところで、よりナチュラルに一人の女性を演じられたらいいなと思いながら演じておりました」と演じる楽しさを明かした。公演は27日まで同所で上演される。

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