昨年のJRA年度代表馬フォーエバーヤング(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)の秋始動戦のスタートが迫ってきた。日本時間19日朝5時14分発走予定で、ベルモントパーク競馬場・ダート2000メートルで5頭が覇を争う。

 フォーエバーヤングにとっては、連覇がかかるブリーダーズカップクラシック・米G1(同11月1日、キーンランド競馬場)の前哨戦という位置づけ。ここでは実力は突出している。JRAでは当レースの海外馬券発売を開始しており、18日20時の段階で1・1倍の圧倒的支持を得ている。馬券発売は発送予定時刻の2分前まで。

 相手筆頭はバエザ。25年のペンシルベニアダービー・米G1を制覇し、近2走もG1で2着、4着と安定感がある。前々走るでは、昨年の2冠馬ソブリンティに先着。地元勢で唯一のG1馬として、フォーエバーヤングに立ち向かう。

 フィリアスフォッグは、前走でサバーバンS・米G2を連覇。昨年は3着入線も斜行で7着降着。前走でヒットショーなど強豪を撃破しており、軽視できない。スターズアンドストライプスはデビューから9戦で5勝を挙げている。

前走はダート2800メートル戦を制覇。スタミナ豊富で、成長著しい4歳馬だ。レンダージャッジメントは3歳時にG1に2度出走も振るわず。メンバーが強化された今回が試金石だが、今年米G1・4勝のフランコ騎手との初コンビで一発を狙う。

 

出走表は以下の通り(馬番とゲート番は同じ、馬名、性齢、斤量、騎手、JRAの海外馬券発売18日20時段階のオッズの順)。

1 バエザ           牡4 57 Jアルバラード =13・4

2 スターズアンドストライプス 牡4 57 Jヴェラスケス =29・3

3 チャンクオブゴールド    牡4 57 Jトーレス   =出走取消

4 フィリアスフォッグ    セン6 57 Kカームーシュ =9・2

5 バニシング        セン6 57 Jロザリオ   =出走取消

6 レンダージャッジメント   牡4 57 Mフランコ   =45・8

7 フォーエバーヤング     牡5 57 坂井 瑠星   =1・1

〈海外G1・4勝〉

 フォーエバーヤングはこれまで25、26年サウジC、25年の米・BCクラシックを勝っており、勝利すれば、日本調教馬史上初の海外G1・4勝となる。

 過去3頭の海外G1・3勝が最高。エイシンプレストンは01年香港マイル、02、03年に香港・クイーンエリザベス2世Cを連覇。モーリスは15年香港マイル、16年香港チャンピオンズマイル、香港カップ。ラヴズオンリーユーは21年に香港・クイーンエリザベス2世C、米・BCフィリー&メアターフ、香港カップを制覇している。   

 

〈ジョッキークラブゴールドC〉

 1919年に創設され、今年で108回を迎える米G1。ベルモントパーク競馬場のダート左回り2000メートルで行われ、優勝馬にはBCクラシックの優先出走権が与えられる。

賞金総額は100万ドル(26年JRAレートで約1億5673万円)、1着馬が55万ドル(約8620万円)。

 最近5年間はサラトガ競馬場で開催されたが、今年はニューヨーク競馬協会(NYRA)が総額5億5500万ドル(約870億円)をかけてリニューアルしたベルモントパーク競馬場の新装オープン初日に開催される。

 過去には16連勝を記録したG1・11勝馬シガー、米国史上初の生涯獲得賞金1000万ドル超えカーリンなど、同国を代表する名馬が勝利している。

〈ライブ中継〉

 ▽テレビ グリーンチャンネルおよびグリーンチャンネルweb、netkeibaTV、ABEMA

 ▽ラジオ ラジオNIKKEI第1

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