◆愛知・名古屋アジア大会 第2日 卓球女子団体戦・1次リーグ 日本―モンゴル(20日、愛知・スカイホール豊田)

 1次リーグが始まり、張本美和、伊藤美誠、長崎美柚で臨んだ世界チームランク2位の日本は、同76位のモンゴルを3―0(3―0、3―0、3―0)で下し、白星発進を決めた。

 今大会の日本の1試合目を任された張本は、約13分で相手選手を倒して先勝して、勢いづけた。

目標の4種目制覇へ好発進し「今大会の1試合目ですごい緊張したけど、試合に入れば1球、1球集中して、最後の1球目まで。自分的には1試合を通して良かったです」と安どの表情を浮かべた。

 2番手で勝利した伊藤は「(21年)東京五輪の時はお客さんがいなかったので、お客さんがいてくれてすごい楽しかったです」と笑顔を見せた。3番手で快勝締めの長崎は「チームメートが全選手強いので、心強かった。いい結果を出せるように頑張りたい」と胸を張った。

 第1試合で日本の先陣を切ったのはエース・張本。モンゴルのS・ブレンジャルガルに対し、相手のバック側を丁寧について寄せ付けず。わずか約13分の圧勝でストレート勝ちし、日本を勢いづけた。第2試合は五輪金メダリストで地元大会に初出場の伊藤。第1ゲーム(G)と第2Gの序盤はラリーで相手が食らいついてきたが、回転を利かせたり、第3Gでは2―2から2連続でサービスエースで退けた。試合後は伊藤と握手をしたモンゴルベンチが歓喜する場面も見られた。

 2―0の第3試合は左の大砲・長崎が15歳の選手に対し、パワーで圧倒した。

第2Gは3―5とリードを許す場面もあったが、速い展開のラリー、絶妙なサーブで逆転した。ホームの大きな拍手が1点を取るごとに鳴り響き、背中を押された。第3Gも相手を寄せ付けず、日本の“完封勝利”を締めた。

 “アジア版五輪”で、日本は1966年バンコク大会以来、4度目の金メダルを目指す。シングルス世界ランク3位の張本、早田、長崎の3人は、前回23年杭州大会銀メダルメンバー。そこに五輪で2度の団体メダルを持つ経験豊富な伊藤、18歳の面手が加わった。

 前回大会は1次リーグで1ゲームも落とさず、モンゴル、ベトナムを下して突破。決勝トーナメントでは準々決勝で台湾、準決勝で韓国に勝利。敵地での決勝は早田、平野美宇、張本で世界チームランク1位の中国に挑み、0―3で敗れた。今回も団体5連覇中の中国が最大のライバルとなりそうだ。まずは初戦から勢いをつけて白星を重ねる。

 A組のライバル・中国も隣のコートでネパールに勝利。

日本の1次リーグ第2戦は、同日午後4時に同57位のウズベキスタンと対戦する。

◆日本女子出場登録選手

▼張本美和(木下グループ)

早田ひな(日本生命)

▼長崎美柚(木下グループ)

▼伊藤美誠(スターツ)

▼面手凛(日本生命)

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