◆愛知・名古屋アジア大会 第2日 卓球男子団体戦・1次リーグ 日本3―0ウズベキスタン(20日、愛知・スカイホール豊田)

 1次リーグが行われ、張本智和、戸上隼輔、篠塚大登で臨んだ世界チームランク2位の日本は、同80位のウズベキスタンを3―0(3―0、3―1、3―0)で下した。女子に続き、開幕2連勝で16チームによる決勝トーナメント進出を決めた。

 エース・張本は今大会2戦目で満を持して初出場し、わずか13分のストレート勝ちでチームを勢いづけた。「1戦目をベンチで見ていたので、2戦目という感覚でできた。しっかり練習して、会場の雰囲気に慣れるという意味でも、いい初戦になりました」と納得の表情を浮かべた。

 対戦経験の少ない相手と戦うのも、アジア大会の特色だ。17歳のウズベキスタンの有望株、アフメドフに対し、1球目、2球目で落ち着いて入り、ゲーム終盤にかけてギアを上げてたたみかけた。「まずはサーブ、レシーブをしっかりすること。初めて見る相手にはミスして最初にチャンスを与えないように、と意識しました」と貫禄の勝利につなげた。

 1次リーグはいきなりダブルヘッダーになったが、層の厚さで乗り越えた。モルディブとの初戦は張本、約5時間後のウズベキスタン戦は松島が出場せず、ダブルエースを温存させながら戦い、危なげなく2連勝。岸川聖也監督は「長丁場だし、今日2試合あるので、その辺を考えた」と意図を説明。張本は「その分、(2試合に出た)戸上選手と篠塚選手に負担はかかるけど、彼らはしっかりやってくれる。そういう戦い方が今の日本はできると思います」と胸を張った。

 今大会は所属するトヨタの本社がある愛知県豊田市開催。出番がなかった初戦から、在籍するCVカンパニー部の上司も応援に来てくれた。普段からTリーグなどにも足を運んでくれており、同僚の女子ソフトボールの市川愛渚捕手らを含めて、アスリート社員を応援してくれている。張本は「今日試合しているのをお見せできてうれしく思います。そういった方の前で、表彰台の一番高いところで君が代を流せるように。そういった種目を1つでも増やせるようにと、今日初戦を終えて強く思いました」と応援を力に変え、3種目で頂点を目指していく。

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