川崎のFW小林悠が23日、現役引退を発表した。39歳の誕生日当日となったこの日、川崎市内のクラブハウスで記者会見を行った。

歴代7位となるJ1通算144ゴールをマークした点取り屋が、川崎一筋のキャリアに幕を下ろす。

*  *  *

 小林は会見冒頭、「これだけ長く1つのクラブで現役を続けられたことを幸せに思っています。2026年の12月いっぱいで引退することを決めました」と語った。

 決断の決め手については「自分自身のことを、自分が信じ切れなくなってしまったのが1番の理由」と明かし「気持ちでプレーしている部分が多かったので、それができないのなら、選手を退くべきだなと思い、決断しました」と話した。

 25年シーズン、その後の特別大会「百年構想リーグ」の終了後のタイミングでの引退も考えていたが、周囲の慰留もあって、27年1月1日をもっての現役引退を決めた。

 小林はサポーターへの言葉を問われ、涙をこらえきれず。「本当にここ数年は苦しいことが多く、試合に出れない日、ケガが多く、なかなか絡めない日でも、11番のユニホームを着て、応援してくれている人の姿を見ると、何回でも、もう一回頑張らなきゃと思えた」と声を震わせ「最後は自分が自分を信じられなかったが、それでも自分を信じてくれるサポーターがいたから、何とかここまでやってこれた。感謝しかないですし、その人たちと家族、妻、息子たちのために、最後の3か月、どんな形でもいいので、その人たちにゴールする姿を絶対に見せたいと、感謝の気持ちを返したいと思っています」と誓った。

編集部おすすめ