◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 〇王者・井上拓真(判定3―0)同級1位・那須川天心●(27日、トヨタアリーナ東京)

 27日のWBC世界バンタム級タイトルマッチで判定負けした同級1位・那須川天心(28)=帝拳=が28日、自身のインスタグラムとXを更新。試合後の控室で、床に両膝をつき、椅子に突っ伏して悔しさをかみしめる写真をアップし、「もう何が何だかよくわからないです ありがとうございました」と心境をつづった。

 天心は、昨年11月24日の王座決定戦で判定負けした王者・井上拓真(30)=大橋=と再戦。7回にはダウンを奪ったが、序盤からポイントでリードされた劣勢を、最後まで巻き返すことはできなかった。ジャッジの採点は、1者が114―113、2者が116―111でいずれも拓真を支持。307日ぶりの再戦で、再び拓真に屈した。

 リングを下りると、泣きじゃくりながら花道を引き揚げた。試合後に控室で行われた取材では「悔しいですよね。今も何がなんだか分からないです。これだけやっても、無理かというのは非常に思いますよね」と語り、「難しいです、ボクシング。こんなに難しいかと思いますね。経験(の差)ですかね。まあ、実力不足ですね」と唇をかんだ。今後のボクシングとの向き合い方を問われても「分からないですね。

とりあえず今は口にはしたくないです」と話していた。

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