脚本家の倉本聰(くらもと・そう、本名=山谷 馨・やまや かおる)さんが18日、多臓器不全のため死去した。91歳だった。

訃報を受け、俳優の本木雅弘が追悼コメントを所属事務所を通じて発表した。

 本木は、倉本さんが「海へ~See you~」(1988年公開、蔵原惟繕監督)以来、約36年ぶりに映画脚本を担当した「海の沈黙」(24年公開)に主演。本作は天才画家役の本木雅弘と、ヒロイン・小泉今日子の切ないラブストーリーを描いた。

 本木は、故人の人柄を「自然界、そして人間の営みに深い考察と愛情を持ち、先生ご自身が樹木のように落ち着いた呼吸をされている印象でした」と追悼。「今年の2月に富良野に行く機会があり、先生とお食事をしました。時々イタズラなことを仰りながら、和やかな笑みを浮かべていたお姿が心に残っています」としのんだ。

 11月3日に北海道・富良野演劇工場で「お別れの会」が営まれる。

 ◆本木雅弘コメント全文

 映画「海の沈黙」でお世話になりました。自然界、そして人間の営みに深い考察と愛情を持ち、先生ご自身が樹木のように落ち着いた呼吸をされている印象でした。

 今年の2月に富良野に行く機会があり、先生とお食事をしました。時々イタズラなことを仰りながら、和やかな笑みを浮かべていたお姿が心に残っています。どうぞ 安らかに眠られますようお祈り申し上げます。

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