タレントの小原ブラスが30日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に曜日コメンテーターとして生出演。バレーボール男子日本代表・髙橋藍の兄でSVリーグ男子・サントリーに所属する髙橋塁が自身のSNSを通じて同性愛者であることを公表したことについて私見を述べた。

 この日の「日刊BINKANランキング」のコーナーで髙橋の言葉を紹介した記事が取り上げられると、小原は同じく同性愛者であることを公表している立場から「思ったよりもネットとかでもいろんな意見が飛び交ってて、飛び交うのもなんでだろう?って感じだけど、カミングアウト自体が必要なのか?みたいなことを言う人もいて。でも、やっぱり、この世の中、普通の異性愛者の男と女が基本的にベースとしてあるから。カミングアウトしないと、ストレート(異性愛者)としての扱いをずっと受けることにはなるから、何かと楽な部分はあるよなと思ったりして」と、まず発言。

 その上で「自分もカミングアウトしている側やけど、カミングアウトしたら、自分を認められて肩の荷が下りたみたいなふうに思う人も多いけど、私はどっちかと言うと、確かに肩の荷は一回下りたんだけど、今度はゲイとしてストレートに逃げることができなかったり、多数派に簡単に交じっちゃおうってことが逆にやりづらくなったり、配慮してもらう分、こっちも配慮しなきゃいけない部分が出てきたりとかで、別の下ろした荷物とちがう荷物を、また、かついだだけで」と自身のカミングアウト後について振り返った。

 「それが性に合うか合わないかになるから、髙橋選手がこれをやって良かったかどうかなんてのは、これから髙橋さんがどうやって生きていくか次第だなと思うんで、外野がとやかく評価できることではないなという感じ」と続けた小原。

 自身のカミングアウト時について、「私、カミングアウトを(バラエティー番組の)『アウト×デラックス』で言っただけなの。親とかもそれをたまたま見てて。カミングアウトをずっとしてなかったんだよね、それまで。親もテレビでブラスが面白いことしてるって思って見たら、ゲイトークをしていて。すごい悲しんでたね。『私たちに言う前にテレビとかで言っちゃって、世に出しちゃって、なんで私に言ってくれなかったんだ』って。ケンカして正直、1か月くらい縁を切ったの。

ちょっと簡単には受け入れられなくて、向こうも」と赤裸々に回顧。

 「だけど、1か月後くらいに『私のことが恥ずかしいんだったら、もう連絡取らなくていい』って言って連絡取らなかったら、向こうからかけてきて、そのことは何も言わずに今に至るって感じ。受け入れてるか、受け入れてないかも分からんけど、その時に自分の中では親に認めてもらう必要は別にないんだと、自分にはって。むしろ、私がいなくなったら、親が困るんだっていうので、その時、大人になった、自立した感じがして。今は親との関係がすごいフラットで親が言うことで納得いかんことがあったら、すぐ言えるようになったし、いい関係になったなと思う」と振り返った。

 さらに自身のカミングアウト後について「自分は楽になったけど、例えば、ストレートのお友達と私ならお風呂に行かない、一緒に。トイレに入った時も本人が小便器の前に立ってたら、私は小便器を使わずに絶対に個室に入るんだけど、その時にもし自分のことを知らない人だったら、別に気にしないんだけど、知ってる人がおったら、自分は気にしちゃって、なるべく、そこで待たないようにしたりとかっていう…。本当はそんなこと誰しもがやらなきゃいけないことじゃないけど、私はそれは配慮としてあってもいいんじゃないの?って思っちゃうから。逆だったら、嫌だから」と率直に思いを明かしていた。

編集部おすすめ