全国大会のJOCジュニアオリンピックカップU18/U16陸上競技大会(23~25日、三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)に大阪府中体連が申し込み期間内に参加申し込み(エントリー)を行わず、大阪府代表に選ばれた中高生8人が出場できない問題について、今年1月の第102回箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を果たした青学大の原晋監督(59)は11日、「落ち度がない中高生が目標にしてきた全国大会に出場できないことは、やっぱりおかしい」と強く訴えた。

 今回の問題について、大阪府の吉村洋文知事(51)も大会を主催する日本陸連に選手の出場機会を認めるように救済処置を求めていたが、日本陸連は3日に「今大会への参加を認めない」という判断を発表した。

 この日、学生3大駅伝開幕戦の出雲駅伝(10月12日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)に向けて、浜山公園で前日練習を指導した原監督は、多くの小中高校生が野球やサッカーなどスポーツに励む姿を見渡した後、力説した。

 「日本陸上界の一員として、今回の日本陸連の決定は、やっぱりおかしい。ルールは大事です。しかし、運営のルールと競技のルールは切り離して別に考えるべき。今回、申し込みを行わなかった大阪府中体連という組織に対して何らかのペナルティーを与えるべきで、落ち度がない中高生選手に競技に参加できないというペナルティーを与えるべきではない。日本陸上界の最初のライバルは野球やサッカーなど他のスポーツです。こんなことをしていたら、スポーツが好きな子や身体能力がある子は陸上を選ばなくなりますよ。大谷翔平選手のようになれる可能性がある小学生に逃げられます」

 JOCジュニアオリンピックカップU18/U16陸上競技大会のスタートリストはすでに発表済み。大阪の選手をオープン参加で認めるという案も一部で浮上しているという。原監督は「まだ、間に合います。日本陸連にはもう一度、考えていただきたい」と話した。

 情報番組、バラエティー番組、ドラマにまで出演する異色の指導者は「陸上がもっと華やかで、魅力あふれる業界になってほしいのです」と主張した。

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