◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース4―6ブルワーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナ・リーグ西地区王者で3年連続ワールドシリーズ制覇を狙うドジャースがリーグ優勝決定シリーズでブルワーズに敗れ、終戦となった。ナ・リーグの球団史上初となる3連覇には届かなかった。

 佐々木朗希投手(24)にとっては、収穫と課題の両面が浮き彫りとなった学びの多いシーズンだった。メジャー2年目。ロッテ時代から1年間シーズンを投げ抜いた経験がなかった右腕が、8月まで先発ローテを守ったことは大きな成長と言えるだろう。

 最後は右手中指マメの影響で負傷者リスト(IL)入りしてシーズン完走は逃したが、右肩痛で約4か月間離脱した昨季のような長期離脱はなかった。ポストシーズンではメジャー移籍後最速の102・1マイル(約164・3キロ)もマーク。後半戦は自慢の速球も戻ってきた。

 今季は26登板(うち先発23)で5勝5敗、防御率4・49。先発投手としてはやや物足りない数字だ。スクバル、山本、スネル、グラスノーと強力な先発陣がそろっていることもあって、9月からはリリーフに転向。昨季に続いて、ポストシーズンで先発のマウンドに立つことはできなかった。それだけに「ポストシーズンも先発で行けるように。それにふさわしいパフォーマンスしなきゃいけないと思ってますし、今年はそれが足りなかったのは自分でもあるので、そこにちゃんと食い込んでいけるように、いいピッチャーが多いので、大事にしていきたいなと思ってます」と意欲ものぞかせた。

 メジャー3年目の来季は、先発としてシーズンを完走することが求められる。将来性を見込まれて、ドジャースとしても期待を持ち続けているが、3年間で結果を残せなければ、その後の立場も少しずつ変わってくることになるだろう。25歳で迎える来季は、朗希にとって大きな意味を持つシーズンになりそうだ。

 若き右腕は勝負の3年目となる来季に向け、「僕の中ではシーズンで先発ではいい成績残して、個人タイトルだったりそういうところを取ることが目標。まずはそこを目指してやって、その時のチーム状況にもよると思うので。ポストシーズンは何よりチームの勝利優先になると思うので、そこは柔軟にというか、シーズンでいいピッチングしたら、先発で投げれると思いますし、まあそこ足りなかったら、それまでの実力ってことだと思うので、とにかくいいシーズンを過ごせるようにってところが、最優先かなと思います」と力を込めた。

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