◆ジ・エベレスト・豪G1(10月17日、ランドウィック競馬場・芝1200メートル)

 オーストラリアの総賞金2000万豪ドル、優勝賞金は芝で世界最高の700万豪ドル(約7億3000万円)を誇る最高峰のレースが行われ、圧倒的1番人気に推された香港の短距離王カーインライジング(セン6歳、デヴィッド・ヘイズ厩舎、父シャムエクスプレス)は単勝1・5倍の断然1番人気に支持されたが、2着に敗れた。

 今回もザカリー・パートン騎手とのコンビ。

道悪の影響なのか、いつもより前めのポジションを確保できず。最後の直線でも大外に進路を取る展開になり、外から猛追したが、先に抜け出したテンプテッド(牝4歳、シャロン・メイハー厩舎、父ストリートボス)をつかまえることができず、首差の2着に終わった。

 チャドレー・スコフィールド騎手が騎乗したテンプテッド(牝4歳、シャロン・メイハー厩舎、父ストリートボス)が1着となり、昨年2着の雪辱を果たした。昨年5着のジョリースター(ジェームズ・マクドナルド騎手)が3着に続いた。

 カーインライジングは10月8日に発表された「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で、レーティング135で世界の頂点に君臨。前走の香港特別行政区行政長官杯・G3(9月6日)をレコードタイムで圧勝。連勝記録「21」を引っ提げてオーストラリアへと遠征。世界最高賞金が懸かった大一番に臨んでいた。

 しかし、いつもの圧倒的なパフォーマンスを最後まで発揮しきれず。まさかの黒星で連勝記録はストップし、2024年1月21日のハンデ戦(シャティン競馬場=2着)以来、2年9か月ぶりの黒星を喫した。

 レース後、レーシングポストは、デヴィッド・ヘイズ調教師が敗因を枠順だったと示し、「11番枠はボーナスになることもありますが、彼は外側に引っかかってしまいました。1番手と3番手の馬はコーナーをショートカットして、まさに夢のような走りを見せた。

一方、うちの馬は6頭横並びで悪夢のような展開だった。でも、彼は勇敢だったし、最後の走りは素晴らしかったけれど、結果は残念だ」と同師のコメントを紹介した。

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