◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース 最終日(18日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6717ヤード、パー72)

 首位で出た2017、19年賞金女王の鈴木愛(セールスフォース)が4バーディー、1ボギーの69で回り、通算15アンダー。逃げ切って昨年11月のJLPGAツアー選手権リコー杯以来となる今季初優勝、通算23勝目を飾った。

最終組が前半を終えた時点でトップに5人が並んだ大混戦を、実力者が制した。

 7番で10メートル近いロングパットをねじ込み、この日最初のバーディー。続く8番パー3はグリーン左バンカーから寄らずボギーとしたが、後半にピッチを上げた。蛭田みな美(YUASA)、堀琴音(ダイセル)と13アンダーで並んで迎えた難関の14番で、フェアウェーからの2打目をピン手前2~3メートルに運びバーディー。右拳を握った。蛭田は15番、堀は14番をボギーとしたため一気に2打抜け出し、15番でもスコアを伸ばした。

 自身のアパレルブランド「own is ROSE」を立ち上げ、今季から試合で着用している。デザインも自ら行っている。この日は緑を基調としたウェアの背中にバラをモチーフにしたロゴが存在感を放った。「own isは『自分らしく』。バラも好きだし、トゲがあるのも自分らしい」とブランド名に込めた思いを明かしていた。毎試合およそ100着を持ち込み、前夜にコーディネートを考える。

今年のモチベーションの一つでもあった「自分が作ったウェアで優勝写真を撮りたい」という願いを、かなえた。

 表彰式で「今年から自分のアパレルウェアを開いて、自分だけのためにウェアを作ってきています。たくさんの方に認知してほしいなという思いもあって、今回優勝することができて、たくさんのメディアに取り上げていただけると思います。もっともっと自分がやっているアパレルだとかゴルフをたくさんの方に見てもらえるように、またこれからも頑張りたいと思います」と喜びを語った。

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