◆第31回秋華賞・G1(10月18日、京都競馬場・芝2000メートル、良)

 牝馬3冠最終戦は17頭によって争われ、武豊騎手と蛯名正義調教師の同期タッグで注目を集めた5番人気のマスターソアラ(牝3歳、美浦・蛯名正義厩舎、父シスキン)は8着に敗れた。立ち上がるようなスタートから、道中は後方を追走。

徐々に位置を上げ8番手で迎えた直線では最内へ。一瞬、伸びかけたが、残り100メートルを過ぎた地点で脚が止まってしまった。

 競馬学校騎手課程3期生として1987年にデビューした武豊騎手と蛯名正師。戦友であり、ライバルでもあり、「なかなかジョッキーをやっていた時には考えられなかった」と蛯名正師が感慨深げに振り返ったコンビでのG1挑戦は、大きな話題を呼んでいた。

 6番人気で重賞初制覇を飾った前走の紫苑S・G2に続くG1制覇を狙い、7日の1週前追い切り後には指揮官が「今までで一番折り合っているし、上手に走って最後の反応も出来ている」と話すなど状態面も万全に映った。

 しかし、G1特有の厳しい流れや長距離輸送など、乗り越えなければならない壁は厚かった。戦友同士で夢見たG1制覇は、またの機会へ持ち越しとなった。

 1着は1番人気のモンローウォーク(戸崎圭太騎手)で、勝ちタイムは今年10月3日の3歳上2勝クラスでブレットパスがマークした1分56秒1に並ぶコースレコードタイ。2着は7番人気のギャラボーグ(横山和生騎手)、3着は2番人気のドリームコア(クリストフ・ルメール騎手)だった。

 武豊騎手(マスターソアラ=8着)「ちょっとイレ込んでましたね。レースは内、内でスムーズでした。前が強かったですね。

これからの馬です」

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