NHKは21日、東京・渋谷の同局で定例会長・メディア総局長会見を行い、今月6日に誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去したNHK前会長の稲葉延雄(いなば・のぶお)さん(享年75)を追悼した。

 稲葉さんは日銀の元理事で、今年1月までNHK会長を務めた。

井上樹彦会長はこの日の会見で、稲葉さんが25年5月に初期の肺がんと診断されたことを公表していたことなどに触れ「闘病を続けながら任期を満了された。生前のご厚誼(こうぎ)に対し衷心より哀悼の儀を表します」と悼んだ。

 23年から3年間、NHK会長を務め、受信料の値下げに伴って経費削減などに取り組んだことから「組織改革に不退転の覚悟で臨み、卓越した見識と強い責任感を持って経営を推進されました。激動期におけるNHKの重要なかじ取りを担ってこられた」と功績について語った。

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