俳優の黒川想矢が21日、都内で行われた韓国女優キム・ジアンとダブル主演する日韓合作映画「3ミリの恋」(チョン・ジニュン監督、11月6日公開)の完成披露上映会に出席した。

 釣りに熱中する佐賀・唐津市の高校生(黒川)と韓国・釜山からの留学生(キム)による、日韓の歴史や文化を超越したラブストーリー。

撮影は1年前に終了しており、黒川は「いろんな方に見ていただけるのはすごく不思議な感覚」と緊張した表情を見せた。

 1か月半ほどを費やした日韓両国での撮影を振り返った16歳は「海の外でお芝居をして、スタッフやキャストの方と一緒にやらせていただけるのは夢のようだった。毎日幻のようだなと感じつつ、学ぶことが多かった」。英語で手紙を交わし合ったというヒロインのキムとは1年ぶりの再会。日本語が上達したことに驚いた。

 言語に加え、撮影文化の違いについても言及。「日本と違って、韓国は段取りをした後テストをせずにすぐ本番に入ることが多い。生の反応や感情みたいな、一番最初に出てくるもの(=演技)が正しいとは限らない。毎回どういうことが起こるかを楽しく思いながら撮影できた」とうなずいた。

 日韓両国で撮影したという、ハグをするシーンには一番苦労したそうで「唐津で初めて撮った時は、ハグとかしたことがなかったのでカチコチになっちゃった」と照れながら回想した。

 共演した韓国俳優のパク・ジファンからは、壇上で「不思議なタイプで貴重な俳優」と言葉をかけられた。この日の舞台裏でも「黒川君は“ニンジン”だね。

自分のサイズに合ったニンジンを育てられてよかったね」と謎の褒め言葉をもらったそう。これに黒川は「最初は『ニンジン!?』と思ったけど、僕の育てたニンジンは監督やパクさんがたくさん栄養を与えてくださった」と語った。

 黒川は3度目の共演となる早瀬憩(いこい)にも感謝。早瀬の台本に韓国語と日本語がびっしり書かれていたことに驚き「また共演できて嬉しかった」と喜んだ。上映会には大谷亮平とチョン監督も出席した。

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