◆報知新聞社後援 ▽第44回全日本大学女子駅伝対校選手権(25日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着=6区間38・0キロ)

 名城大が7連覇を果たした2023年以来、3年ぶり9回目の優勝を果たした。2時間2分21秒の大会新と圧巻のタスキリレーに貢献したのが、最長5区で快走したルーキーの木村真桜(まお、1年)だった。

 先頭でタスキを受け取った木村は、同区間で3年連続区間賞を誇る大東大のサラ・ワンジル(4年)を上回る快走で区間賞を獲得。米田勝朗監督も「差を縮められると考えていたが、木村の走りは想定以上だった」と、4区終了時点で50秒だった大東大との差を、68秒に広げた。24年の立命大が持っていた大会記録更新にも大きく貢献した。

 優勝会見で木村は「レースでは楽しんで伸び伸び走れたかなと思う。個人としては満足する走りとはいかなかったので、富士山ではさらにレベルを上げて戻りたい」と語った。続けて満足しなかった部分については「今回出せる力を出せたが、もう少しいいタイムを出したかった部分もあった。自分のレベルの底上げをしたい」と説明した。

 指揮官によると、今大会は膝の裏に痛みを抱えながらの出走だったといい「相当痛いと思う。最悪途中で止まることもあるぐらいの覚悟で送り出したので、あの子が満足いかなかったのはそういう部分で、本人も完璧な状態で走ったわけではないことがあるのだと思う」と話した。

 5区の区間記録は当時拓大だった21年の不破聖衣来の28分0秒。今大会28分50秒だった木村は「不破さんが区間記録を出した時の走りを見て、最初はすごいなと思っていたが、大学に入って自分のタイムも伸びて、もっと上を目指したいと思って、不破さんを超えたいと思った。富士山や全日本の区間記録や、1万メートルの不破さんの学生記録も破りたい」と目を輝かせた。

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