◆米大リーグ ワールドシリーズ第4戦 レイズ4x―3ブルワーズ=延長12回=(27日、米フロリダ州セントピーターズバーグ=トロピカーナフィールド)

 レイズが0勝3敗で迎えたブルワーズとのワールドシリーズ第4戦で延長12回に逆転サヨナラ勝ちを収め、12年にタイガースがジャイアンツに初戦から4連敗を喫して以来となるワールドシリーズ14年ぶりの4戦敗退は阻止した。延長12回には左腕シーモアが、ブルワーズ新人プラットに勝ち越しソロを献上し、絶体絶命だったがその裏に、意地で試合をひっくり返した。

最後は無死満塁から代打ウィリアムソンが右前に運ぶサヨナラ打で決着。負傷交代となったカミネロらナインがグラウンドに駆け出し、喜びを爆発させた。

 崖っぷちの第4戦。レイズは、2回は先頭ヒックスが中前打で出塁。デルーカは併殺崩れの二ゴロで一塁に残り、シンプソンが右翼線二塁打を放ち、先制に成功した。だが、4回には2死から先発ジャックスが連打を浴びて、同点に追いつかれた。

 だが、4回1死二塁の場面ではデルーカが三塁へのゴロを放つと、二走のカミネロは、三塁ハミルトンのタッチを華麗に回避しながら三進。すると、一塁への悪送球を誘発し、一気に本塁に生還した。ブルワーズ側からはタッチの有無のリクエストが行われたが、判定は覆らなかった。

 だが1点リードの5回裏には、先発ジャックスが先頭ハミルトンに右翼への同点ソロを被弾。勝ち越し直後の一撃に、本拠地からはため息が漏れ、ジャックスは4回0/3で4安打6奪三振2失点で降板となった。

 1点を追う延長12回。

先頭カミネロが三失で出塁。無死一塁からヒックスの左前打で、一走カミネロが激走で三塁を陥れたが、足を負傷したのか引きずりながらベンチへ。そのまま“負傷交代”となったが、直後にデルーカが同点中前打。さらに連打で無死満塁とすると、最後は代打ウィリアムソンが右前に運んで決めた。

 今季ア・リーグ最多の98勝を挙げたレイズは、ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズ、オリオールズと強豪ひしめく東地区を勝ち抜き、地区シリーズでもヤンキースを3連勝で撃破。ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズは4勝2敗で制した。18年ぶりに進出したワールドシリーズでは敵地で連敗スタート。前日の第3戦では、本拠地に場所を移して臨んだが、昨年までデビューから8年間所属した古巣相手に先発マウンドに上がったペラルタが、4回2/3を投げて7安打5失点と苦戦。5回には救援陣を含めて7連打、8失点のビッグイニングを許すなど、大敗していた。

編集部おすすめ