◆米大リーグ ワールドシリーズ第3戦 レイズ―ブルワーズ(26日、米フロリダ州セントピーターズバーグ=トロピカーナフィールド)
レイズの右腕F・ペラルタ投手がブルワーズとのワールドシリーズ第3戦に先発し、5回途中で2死満塁の場面で降板した。ペラルタにとっては、昨年までデビューから8年間所属した古巣相手との頂上決戦だったが、4回2/3を投げて7安打5失点と苦しめられた。
初回は先頭のチョウリオに安打を許すと、1死からイエリチにも左前打を許してピンチを招いた。コントレラス、チュラングと強打の2人を退けて無失点。2回にも1死一塁からフリリックに左翼フェンス際への大飛球を許したが、これをシンプソンが好捕。味方の好守にも救われた。だが3回に1死一、二塁からイエリチに左前にポテンヒット、コントレラスには右前にポテンヒットでいずれもタイムリーとなって2点を失った。
2点ビハインドの5回にも2死一、二塁のピンチを招き、コントレラスの三遊間のゴロで処理したカミネロが二塁に送球したがセーフとなって降板。2死満塁の場面でマウンドに上がった2番手左腕ブーサーが誤算で連打で6点を失うと、3番手サルサ―も流れを止められず、さらに2点を失った。
ペラルタは昨年、ブルワーズで17勝を挙げて最多勝に輝いた。昨オフにメッツに移籍し、5勝9敗、防御率4・99の不振もあって8月にレイズに放出。だが、移籍後は5勝2敗の好成績でチームを支えた。さらにガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズでは、第2戦に6回無失点の好投を見せると、第4戦は好リリーフ。第6戦には再び先発として5回1/3を1失点にまとめる好投を見せ、シリーズMVPに輝いた。
WS初戦が行われた23日(同24日)には、慣れ親しんだ古巣本拠地のグラウンドでブーイングではなく、温かく歓迎された。「今でも君のこと大好きだよ」などとファンから声を掛けられたといい、24日(日本時間25日)の第2戦の試合前会見では「あのような歓迎に驚いた。ミルウォーキーのファンが素晴らしいことはよく知っている。あらゆる場面でずっと支えてくれる。だけど今は別チームでワールドシリーズで競い合っている。それでも、ファンのみんなには、本当に感動した」と感慨深げに振り返っていた。
“ギアチェンジ”が話題を集めている。ペラルタは試合前時点で今ポストシーズンの平均球速は96・9マイル(約156キロ)を記録しているが、レギュラーシーズン中は94・3マイル(約151・8キロ)で2・6マイル(約4・2キロ)ほど増加している。米大リーグ公式サイトによれば、2008年以降、レギュラーシーズンからポストシーズンにかけてのフォーシーム平均球速の上昇幅が、投手個人としては2025年のドジャース・佐々木朗希投手(+2・8マイル)に次いで史上2番目の上がり幅だった。
チームは敵地で連敗を喫し、本拠地に場所を移して臨んだ第3戦。何としても白星を挙げたい一戦だった。










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