レギュラーシーズンで両リーグ最多103勝を挙げたナ・リーグ王者のブルワーズが、球団史上初となるワールドシリーズ制覇へ、あと2勝と迫っている。

 ドジャースをスイープした勢いそのままに、頂点まで一気に駆け上がりそうな勢いだ。

ブルワーズは、パドレスとの地区シリーズを、3勝1敗で突破。第1、2戦を2戦連続の逆転勝ちで制すると、第3戦では1点差で敗れたが第4戦は、同点の5回に勝ち越して、突破を決めた。4試合はすべて2点差以内という接戦続きだった。

 0勝4敗でスイープされた昨季のリベンジとなったドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ(LCS)では、4試合連続の逆転勝ちで4連勝。このシリーズも全試合4点差以内と楽な試合はなかったが、ワールドシリーズ(WS)2連覇中の王者を撃破した。

 そして、レイズとのWSでも2連勝発進。第2戦では初回に4点を奪われながら逆転勝ちし、2試合連続で1点差ゲームを制した。地区シリーズの第4戦から7連勝。レギュラーシーズンでは103勝を挙げながら最長の連勝は「5」だったが、ポストシーズンに入って、今季最長の連勝をマークする勝負強さを見せている。

 リーグ優勝決定シリーズ以降も6勝0敗と負けなし。LCS、WSがともに4戦先勝制となった1985年以降、リーグ優勝決定シリーズを4戦全勝で突破したチームはこれまで11例あるが、WS制覇につなげたのは昨季のドジャースなど4例だけ。LCSからWSまで8勝0敗で駆け上がった例はなく、LCSを4勝0敗で突破したチームは、WSでは4勝0敗はおろか、4勝1敗すらない。

WSを4勝0敗で制したチームは2012年のジャイアンツなど85年以降で8例あるが、LCSからの無傷制覇はない。

 ブルワーズのマーフィー監督は「彼らはメジャーリーガーだ。この7か月間、さまざまなアップ&ダウンを経験してきた。自分のキャリアがどうなるのか、ケガ、逆境、グラウンド外での問題などさまざまなことを乗り越えてきた」とナインへの信頼を口にした。偉業へ向けて、1歩ずつ近づいている。

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