ブルワーズが本拠地で2連勝した米大リーグのワールドシリーズは、26日(日本時間27日)に、レイズの本拠地に舞台を移して、第3戦が行われる。移動日だった25日(同26日)にブルワーズは、敵地でチーム練習を行い、マーフィー監督が記者会見に応じた。

 早朝にチャーター便でタンパ入り。操縦士はクイン・プリースター投手(26)の叔父、GJ・プリースター氏で、副操縦士は同投手の従兄弟のアレックスさんだった。マーフィー監督は「ずっと快適だったが、着陸は少し揺れたので、降りる時、『クインがナックルボールを持っているとは知らなかったよ』って冗談を言ったんです」とエピソードを紹介するなど和やかな表情だった。

 チーム練習を回避し、休養を優先したレイズに対し、ブルワーズは練習を決行。レギュラーシーズンでは、3月30日(同31日)からの3連戦で、レイズを本拠地に迎えたが、今季は敵地・トロピカーナフィールドでは試合がなく、なじみない選手が多いからだ。「だからこそ練習に来たんです。球場に対する適応が必要なので」と同監督。同じドーム球場でも、本拠のアメリカンファミリーフィールドとは違って人工芝であり、ドーム屋根を支えるトラスに打球が当たった場合のグラウンドルールなどもあり、この日は敵地の特徴をつかむことに時間を費やした。

 「選手たちはキャリアの浮き沈みやケガ、逆境などいろんな経験を積んで、それを乗り越えて、今、ここにいる。だから、今ここにある現実を理解している。今日しっかり準備をして、明日は流れに任せる。これはチームスポーツであり、お互いに責任を分かち合っている。

そういうメンタルが非常に大切です」と指揮官は、王手をかける第3戦に意気込む。

 ドジャーズとのリーグ優勝決定戦では、スクバル、山本由伸ら好投手の攻略に成功し、自信を形にしてきたチームは、18年から昨季途中までブルワーズに所属し、昨年17勝で最多勝に輝いたペラルタをマウンドに迎え撃つ。「フレディは、最高のチームメートであり、信じられない投手であり、我々の組織を成功に導いた選手。彼との対戦は楽しみだ」と、内野手のチュラングも腕をぶした。

編集部おすすめ