◆米大リーグ ワールドシリーズ第1戦 ブルワーズ―レイズ(23日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ブルワーズのジェーコブ・ミジオロウスキー投手(24)が23日(24日)、ワールドシリーズ(WS)第1戦で先発し、チーム44年ぶりの舞台で第1球を投げた。初球は103・5マイル(約166・5キロ)の速球だった。

ピッチトラッキングが導入された2008年以降では、2016年にチャプマン(カブス)が記録した103・2マイル(約1661・キロ)を更新する、WS史上最速をいきなりマークした。

 先頭のディアスには3球とも直球で右飛に打ち取った。2番アランダには101・3マイル(約163・0キロ)の直球を右前打された。3番シンプソンには4球連続直球でカウント1-2からスライダーをとらえられて左前打で一、二塁とされ、主砲カミネロを打席に迎えたが、三直併殺に打ち取り、無失点で立ち上がった。

 両球団ともワールドシリーズ優勝経験がないのは、創設直後の10年間を除くと、1920年(インディアンス―ドジャース)と1980年(フィリーズ―ロイヤルズ)以来3度目という異例のカードとなっている。

 常時100マイル(約160・9キロ)以上をたたき出すミジオロウスキーはシーズン防御率1・80、252奪三振で投手2冠を達成。今季16勝(5敗)はリーグ2位タイで初のサイ・ヤング賞選出は確実視されている。ポストシーズン(PS)は11日のドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ以来、中11日。地区シリーズのパドレス戦と合わせて3試合目の登板になる。

 6月26日のカブス戦では先発投手史上最速の105・5マイル(約169・8キロ)を記録した怪物右腕。レギュラーシーズンの全2649球のうち、1115球が100マイル超だった。

 今PS過去2戦はいずれも5回を投げきることはできず未勝利。

「パドレスとドジャースはどちらもファウルを打ってくる良いアプローチをしてきた。レイズも同様にくると思う。僕は自分の強みを生かしてストライクゾーンを攻めるしかないと思う」と意気込みを語っていた。

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